清塚信也 OFFICIAL BLOG: 2010年1月

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2010.01.27

出発前

kitara.png
【昨年12月札幌キタラ公演の際、ホールのロビーから写しました】


今日は帯広(北海道)へと旅立ちます。
今は羽田空港に向かう直前。
仕事はなしにして、お風呂に入ったり、
YouTubeで改造マリオを見たり、
BGM替わりに映画を流したりしています。
流している映画は「バニラスカイ」しようかと迷ったのですが「カクテル」。
なんとなく、トムクルーズの演技が観たくなったというわけです。

「カクテル」はラズベリー賞にも選ばれるくらい酷い映画だと言われました。
(注)ゴールデン・ラズベリー賞 → http://www1.kcn.ne.jp/~pop/gra/gra00.html

専門家からすると、映画専門技術的に色々問題があると言うことらしいけど、
そんなの関係ねえじゃん...というのが僕の意見です。
僕は好きだなぁこの映画。
確かに、かなり安っぽい表現だなと思うところもあるし、
流れる音楽もあんまり好きじゃないし、
トムクルーズの演技もそれほど素晴らしいものじゃないんだ
...ということは素人の僕にでさえわかる。
でもトムクルーズの演技は、この映画に限っては
「ヘタ」なのではなくて「あどけない」ように見えます。
「へたうま」っていうのかな、こういうのが。

大学の先生に反抗したり、
彫刻家のパウエルさんに対して楯突くとことか、
この主人公には社会の中にある同調や権力に対して
決して流されないという頑固な姿勢があるものの、
それだけでは大人として生きていけないという矛盾や葛藤が見え隠れ。
まぁ、大抵の人間が多かれ少なかれ同じような悩みを抱えることになるし、
今さら映画にして声を大にして言うようなことではないけど、
何だかそういう当たり前のことを理解していて
映画にしてくれる人が世の中にはいるんだと思うと、
少し安心するのはなぜだろう。

まぁ、とにかく、書くことがないので...

いや、書きたいことが多すぎて、
頭が混乱しているので、
こんな内容のブログを書いてみました。
あしからず。

それじゃあ行ってきます。

2010.01.15

反省文

IMG_1621.JPG
【僕はきっと、死ぬまでピアノに向かう】

  ☆   ☆   ☆   ☆

当たり前の事なんだけれど、人生は一度しかない。
僕が僕として、あなたがあなたとして生きていられる時間は限られている。
この事を思うと、どんなことでも頑張ってやらなきゃという危機感を覚える。

「やるのか、やらないのか」

人生にそのような選択肢は無いように思う。
頑張った事が自分にとって有意義だったかどうかなんて、
やり終わってから「感想」として自分の中だけで思っていればいい。
僕はいつも、そう言い聞かせて「危機感」を持たせて自分を奮い立たせているのだけれど、
その危機感は、いつのまにか、無くなってしまっている。
掌からこぼれ落ちる水のように、いつの間にかどこかにいってしまっている。

ゲーテのファウストでは、
神様が「人間はライバルがいないとすぐ怠けるから、人間を沢山創った」と言っていた。

その通りだと思う。
でも、ライバルは必ずしも他人じゃなくていい。
自分の中にいる自分でもいい。
僕みたいに人と競争するのが苦手な人もいるだろうし。

大切なのは「達成感」だ。
一歩でも進めば、それを褒めることが出来る。
そうやって、一歩一歩、確実に歩いていくんだ。
一度しかない人生...。
自分の出来る精一杯のところまで歩いてみたい。
少しでも高い山を登りたい。
こんな時に限って、美しいモーツァルトの音楽が流れている。

まずは、怠けた自分を赦して、第一歩から始めようと思う。

まぁ、今でも全然思っていないんだけど、
「出来るならもう一度人生を初めから...」なんて微塵も思えないくらい、精一杯頑張った人生がいい。
死ぬとき「あぁ、やっと休める」って言えるような人生がいい。

一生って、儚いね。

年齢的なものなのか、
同じ世代の友人に子供が生まれたり、知人が亡くなってしまったりと、
人の一生がリアルに見えるようになってきた。

人は生まれ、死んでゆく。
この限られた時間の中で、僕たちは一体何を見出せるのだろう?

こういう事を考えてるときにモーツァルトが流れててくれてよかった。
ほんとうに。

2010.01.04

無題

IMG_1552.JPG
【昨年9月18日、北海道文化放送「のりゆきのトークDE北海道」出演の際に披露した作品】

おめでとうございます。
うん、なんだか、「行事嫌い」で生きている僕からは、
世の中の「節目」というモノの感覚がなくなってきたみたいだ。
誕生日、クリスマス、お正月.........

子供の頃から僕は「行事」というものが嫌いで、、、
うーん、嫌いというよりか、苦手という感じかもしれない。
そういうのがあんまり「ぴんとこない」ので、
「ほらー。今日はクリスマスよー」とかいう
家庭的な場面に出くわしてもあんまり楽しめなかった。
「え、なんで? 誰が今日が特別だって決めたの?」
って思うことばかりでした。
あー、こんな子供...自分では絶対もちたくない。

「特別じゃない日おめでとう!」って
不思議な国のアリスで誰かが歌ってた気がするけど、
僕もそういう楽しみ方なら出来ます。
別に社会的には特別な日じゃなくとも、
僕にとっては特別な日っていう楽しみ方。

例えば、夏の真昼に突如として現れる通り雨とか、
ストライキで動かないバスや地下鉄とか、
すごく忙しい日の帰りに高速道路から見える夕日が綺麗な日だとか。
そういう何でもないことの方が
クリスマスだとかバレンタインだとかよりもずっと特別に感じます。

でも、なんといっても、お正月のいいところは、
外に人があんまりいないことですよね。
特に夜中は。

ということで、今年のお正月は夜ドライブを楽しみました。
ふら〜っと出ても、どの店もやってないし、しーんと静まりかえってる。
たまにやってるスターバックスのドライブスルーとか、
らあめん屋さんだとかに寄って楽しみました。
スターバックスの「ほうじ茶ティーラテ」...。
もう、このお正月はこれにつきる!
最高だ。

パジャマに毛が生えたみたいな「ほぼパジャマ」で外出できるのも、人が少ないからですね。
らあめん屋、映画館、お茶が出来る場所、病院、コンビニ...
そういう場所って、その土地その土地の空気が象徴されていて、
そういう所にふらーっと行くと、まるで僕がその土地のどこかに
引っ越してきたみたいな感じで、最高に、気分転換になる。

さて......。
僕は新年からいったい何を喋っているのだろうか......

まぁ、今年もこんな感じでマイペースにいきます。
賛辞も批判もありますけどねー、えー、そんなのどうでもいいでーす。
今年はショパンの年ですので、是非この機会にショパンの魅力に触れてみて下さい。
孤独な心には、やっぱりショパンのノクターンですよ!